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浜松市東区が生んだ俳人「松島十湖」

松島十湖(まつしまじっこ)は江戸時代末期の1849年、現在の浜松市東区笠井地区に生まれ、県議や引佐麁玉郡長を務める一方、俳壇で活躍し、全国数千人の門人を率いる俳人でした。
「天人も降りよ鼓ヶ浦の夏」
「裸子がわれの裸をよろこべり」
「月や風や夏しら波の海と湖」は特に有名で、浜松市西区弁天島にある弁天神社の句碑に残されています。
大正十五年(1926年)に亡くなるまで全国にたくさんの句を残し、それらは句碑となって人々に愛され続けています。
笠井地区を中心に浜松市内でもたくさんの句碑があり、それをめぐり、散策するコースが人気です。
浜松市東区では2008年から「俳句の里づくり事業実行委員会」を組織して十湖賞を設け、俳句大会を実施しました。豊西町御嶽(おんたけ)神社には、ここには松島十湖の発起により建立された百人一句塚句碑群があります。大小百余基の句碑が立っており、訪れる人の足を止めます。地元の源長院は、十湖の菩提寺です。
明治の俳人、松島十湖の詠む世界に思いを馳せながら、しばし句碑めぐりなどをしてみるのはいかがでしょうか。
浜松市中区のベッドタウンとして住宅不動産の開発が進む東区ですが、一方で小さいけれど、こんな風流もあちこちに残されています。

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